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看護師ママの子育てと仕事の両立|続けられる働き方とリアル体験談

育休を終えて、いざ職場復帰!でも急な保育園からの呼び出しなど、こども中心の生活で、
「今までみたいな不規則勤務が難しいし、職場の人にも迷惑をかけているように感じる……」
「仕事以外でとにかくやる事が多い!私っていつ休んでるの?こんなに毎日つらいの?」
と、育休後に職場復帰して目まぐるしい日々を送る看護師さんは珍しくありません

看護師ライター

もえさん

現在看護師10年目であり、3児の子育てをしながら仕事と両立している筆者もその一人です。

看護師として仕事と子育てを両立させるためには、働きやすい環境を整えたり支援制度を活用したりとあらゆる工夫が大切です

この記事では、看護師の仕事と子育てを両立するための働き方を筆者の体験談を交えながら解説します。さまざまな子育ての支援制度や、両立しやすい職場などについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

看護師が子育てと両立できる働き方

看護師は、不規則な勤務や長時間労働に加え、大きな責任を伴う仕事です。そのため、心身共に大きな負担がかかり、とてもハードな仕事といえます。さらに子育てが重なると、多くの看護師ママは過労気味になり、「このまま仕事を続けられるだろうか」と不安を抱えることも少なくありません

看護師ライター

もえさん

だからこそ、時間にも心にも余裕を持てる工夫が大切です。

ここでは、仕事と子育ての両立を可能にする6つの具体的な方法を紹介していきます。

①院内保育、託児所、学童、児童館を利用する

保育園や幼稚園だけでなく、院内保育や託児所を利用することで、安心して勤務時間の確保ができます。さらに、下校時間の早い小学生は、学童や児童館を活用すれば夕方まで無理なく働くことが可能です。

看護師ライター

もえさん

筆者も、小学生のこどもを学童に通わせることで、夕方までの勤務を実現しています。

②送迎付きの習い事をはじめる

最近では、送迎サービス付きの習い事も増えてきました。レッスンが終わるとそのまま自宅まで送り届けてくれるため、保護者が送迎にかける時間や労力を大きく削減できます

とくに、勤務時間が長い看護師にとっては安心できる仕組みですし、こどもにとっても安全に移動できる点が魅力です。こうしたサービスを上手に取り入れることで、親子双方にとって無理のない生活リズムを作りやすくなるでしょう。

看護師ライター

もえさん

筆者もこのサービスの利用で、仕事終わりに買い物や夕食準備も余裕をもって行えています。

③家族の理解、協力を得る

看護師の仕事は責任が大きく、思うように休みを取りにくいことも少なくありません。そのため、家族の理解や協力が欠かせない存在です。

たとえば、家事やこどもの急な体調不良による休暇取得などを家族で分担すれば、一人にかかる負担をぐっと減らせます。さらに、「夜のお仕事にいってくるね、朝には帰ってくるよ。パパと一緒に待っててね」といったように、こどもに事前に伝えておくと、心の準備ができて不安の軽減につながるでしょう。

看護師ライター

もえさん

筆者は1歳や3歳のこどもにも毎回伝えたことにより、今では「やきんいってらっしゃい」と泣かずに見送ってもらえるようになりました。

④時短できる家電やグッズの利用

今の時代、さまざまな分野で時短商品や便利グッズが登場しています。たとえば夕食づくりでは、冷凍食品やカット済み食材を取り入れれば、切る・焼くといった手間を大幅に省けます

さらに、食洗機や乾燥機能付きドラム式洗濯機を活用すれば、家事にかかる時間をぐっと短縮できるでしょう。

看護師ライター

もえさん

そうして生まれた余裕の時間を、こどもとゆっくり過ごす時間にあてるのもおすすめです。

⑤外部サポートの利用

看護師が子育てと仕事を両立するには、外部サポートを積極的に利用することが大切です。自治体の一時預かりやファミリー・サポート・センターを活用すれば、夜勤や急な勤務にも対応しやすくなります

看護師ライター

もえさん

さらに、子育て支援サービスを探す際に便利なのが「ここdeサーチ」です。[1]

地域ごとの一時預かりや子育て広場、支援センターなどの情報をまとめて検索できるため、自分に合ったサポートを見つけやすくなります。忙しい看護師ママにとって、効率よく支援情報を得られる心強いツールです。

⑥看護師ママが無理なく働ける職場を選ぶ

夜勤や早朝勤務、長時間勤務、土日祝日の勤務といった不規則なシフトがない職場へ転職するのも一つの方法です。さらに、通勤時間が短ければ、朝や夕方にゆとりを持つことができ、生活全体の余裕につながります。くわえて、子育てに理解のある職場を選ぶことで、ストレスを抱えずに仕事と子育てを両立しやすくなるでしょう。

また、勤務希望を柔軟に出せる職場はとても大切です。

看護師ライター

もえさん

筆者も希望が多いですが、職場が対応してくれるので安心して働けています。

看護師が職場で利用できる子育て支援制度

看護師として高い専門性を求められる現場で働きながら子育てを両立するには、職場に用意された子育て支援制度の上手な活用が不可欠です。多くの医療機関では、残業免除や時短勤務、子の看護休暇、夜勤免除など、子育て中の看護師が安心して働けるような制度が整備されています[2]

以下に各制度の特徴をまとめましたので、参考にしてください。

  • 子の看護休暇:こどもの急な体調不良時にも休暇を取得でき、患者対応との両立に無理を生じさせません。
  • 残業免除:家庭事情に応じて残業を免除してもらえるため、長時間勤務の負担を軽減できます。
  • 時短勤務制度:勤務時間を短縮することで、集中力を保ちつつ、子育てに必要な時間を確保できます。
  • テレワーク:自宅でできる業務を活用すれば、移動時間を削減し、計画的に業務を進められます。
  • 夜勤免除(深夜業の免除)[3]:こどもの生活リズムに合わせ、夜勤や深夜勤務を免除してもらえるため、体調管理と育児を両立しやすくなります。
看護師ライター

もえさん

これらの制度を積極的に活用することで、看護師としての専門性を維持しながら、無理のない働き方と子育ての両立が可能になります。

子育てと両立しやすい看護師の職場

看護師が子育てと仕事を両立するためには、勤務時間が安定している職場や夜勤の少ない職場を選ぶことが重要です。生活リズムを整えやすい環境で働くことで、心身の負担を減らし、こどもとの時間も確保できます。

近年では、子育て世代の看護師に人気の勤務先として、クリニックや訪問看護ステーション、透析室・外来、検診センターなどが挙げられます。以下に各職場の特徴をまとめました。

職場特徴
クリニック日勤中心で勤務時間が安定しやすい
訪問看護ステーション利用者宅を訪問、比較的自由な働き方が可能
透析室・外来夜勤がなく、生活リズムを整えやすい
検診センター平日・日中勤務が多く、家庭と両立しやすい
献血ルーム日勤中心、残業も少なめ
保育園や企業こども関連施設や企業での勤務、規則的な時間帯
デイサービス日勤のみで夜勤なし、家庭生活との両立に向いている
介護施設夜勤はあるが、日勤のみの勤務も選べる場合あり
子育て世代の看護師に人気の勤務先

さらに、ライフスタイルに応じてパート勤務や在宅勤務を選択できる職場も増えており、専門知識を活かしつつ、育児に必要な時間を確保することが可能です。

看護師ライター

もえさん

こうした柔軟な働き方は、看護師としてのキャリアを途切れさせることなく、安心して子育てと仕事を両立できる大きな強みとなります。

看護師ママが無理なく仕事を続けるために

看護師にとって、子育てと仕事の両立は簡単ではなく、時にはつらさを感じる場面もあります。それでも、子育てや仕事を大切にしたいという思いは多くの看護師ママに共通するはずです。

だからこそ、健康を大切にしながら、今しかない子育ての時間を有意義に過ごし、後悔のない看護師ライフを送ることが何より大切です。

看護師ライター

もえさん

小さな工夫や支援制度の活用を重ねることで、子育てと仕事の両立はきっと可能になります。

あなたのペースで、笑顔あふれる看護師ママライフを実現していきましょう。

この記事の執筆者

看護師ライター:もえさん

現役の看護師としての知識と、3人の母としての日常の経験をいかし、読者に寄りそった記事を書いています。趣味は運動や美容、読書にくわえ、美味しいものやお酒を楽しむこと。病院での経験や確かなエビデンスをもとに、日々の不安や疑問をわかりやすく解消できる文章を心がけています。

X:もえ@医療ライター/看護師 (@moe20250915) / X

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